年代別フェムゾーンケア方法

LUNAPRIDEシリーズとは

LUNAPRIDE(ルナプライド)シリーズとは女性医療クリニックLUNAグループ理事長の関口由紀がプロデュースしたフェムゾーン(腟と外陰)専用のケア用品です。

はじめに

女性ホルモンは、女性の若さと健康を守っているホルモンで、女性にとっては最高の美容液といってもいいかもしれません。
ところが、30代後半ぐらいから女性ホルモンの分泌量は、徐々に減り始め、40代後半からは急激に減少します。
すると、「肌がカサつく、骨が減る、関節や筋肉も弱くなる」などの変化が起こってきます。
閉経後は、生活習慣病にもなりやすくなります。肌の変化もそのひとつ。体の内側で起きていることを、真っ先に教えてくれるのが肌かもしれません。
そして更年期以降の女性の心身を良好な状態で維持していくことがエイジングケアであると思います。
そのためには、GSM(閉経関連尿路性器症候群)※1)を予防し、劣化をくい止め、最低限の性ホルモン量を維持していく努力が大切です。

LUNAPRIDEシリーズは、そのメソッドを取り入れたフェムゾーンケアシリーズです。

※1)2014年に、国際女性性機能学会とアメリカ閉経学会によって新たに提唱された単語。
閉経に伴う、外陰・腟の萎縮変化およびそれに伴う不快な身体症状。GSMは慢性かつ進行性疾患であり、中年以上の半数以上の女性が影響されている。

年齢別使用方法

10代・20代のケア30代のケア40~60代のケア70代以降のケア

10代・20代のケア

1.洗浄【フェムゾーンケアソープ】
腟内を石鹸で洗うと、腟の自浄作用として働き、腟を保護しているデーテルライン桿菌という善玉の乳酸菌まで殺してしまう可能性があるので、腟内を酸性に保つために乳酸菌入りで保湿効果の高い泡ソープで洗いましょう。
使用方法
大陰唇、クリトリス包皮、小陰唇、腟前庭(小陰唇の内側)までヒダをつまむようにして優しく洗います。
※腟の中はソープで洗いません。

30代のケア

1.洗浄【フェムゾーンケアソープ】
腟内を石鹸で洗うと、腟の自浄作用として働き、腟を保護しているデーテルライン桿菌という善玉の乳酸菌まで殺してしまう可能性があるので、腟内を酸性に保つために乳酸菌入りで保湿効果の高い泡ソープで洗いましょう。
使用方法
大陰唇、クリトリス包皮、小陰唇、腟前庭(小陰唇の内側)までヒダをつまむようにして優しく洗います。
※腟の中はソープで洗いません。

2.保湿【フェムゾーンケアジェル】
清潔保持以上に大事なのは保湿です。フェムゾーン(腟と外陰)の皮膚も顔と同じ。皮膚が健康なうちは全身用の保湿剤でも良いですが、30代後半からの女性ホルモン減少による乾燥や皮膚が弱い場合は、保湿の優れたフェムゾーン専用保湿剤を使用しましょう。
使用方法
フェムゾーンを清潔にした後、百円玉程度の量を人差し指と中指に付け、大陰唇、小陰唇、腟前庭、肛門のあたりまで塗り保湿しましょう。

40代・50代・60代のケア

1.洗浄【フェムゾーンケアソープ】
腟内を石鹸で洗うと、腟の自浄作用として働き、腟を保護しているデーテルライン桿菌という善玉の乳酸菌まで殺してしまう可能性があるので、腟内を酸性に保つために乳酸菌入りで保湿効果の高い泡ソープで洗いましょう。
使用方法
大陰唇、クリトリス包皮、小陰唇、腟前庭(小陰唇の内側)までヒダをつまむようにして優しく洗います。
※腟の中はソープで洗いません。

2.保湿【フェムゾーンケアジェル】
清潔保持以上に大事なのは保湿です。フェムゾーン(腟と外陰)の皮膚も顔と同じ。皮膚が健康なうちは全身用の保湿剤でも良いですが、30代後半からの女性ホルモン減少による乾燥や皮膚が弱い場合は、保湿の優れたフェムゾーン専用保湿剤を使用しましょう。
使用方法
フェムゾーンを清潔にした後、百円玉程度の量を人差し指と中指に付け、大陰唇、小陰唇、腟前庭、肛門のあたりまで塗り保湿しましょう。

3.女性ホルモン配合美容オイル【アディショナルEオイル】(医療機関専売品)
インドの伝統医学アユルベータで使用される保湿性の高い最高級セサミオイルをベースに、殺菌・抗菌作用に優れている天然の薬効成分ヒノキチオールと局所的に効果があるよう低濃度の女性ホルモン配合した美容オイルです。
使用方法
フェムゾーンケアジェルと一緒に掌の上で1~2滴混ぜて使用することで、フェムゾーン(腟と外陰)のケア効果をより高めます。
単独でもフェムゾーンマッサージオイルや、ペッサリーの自己着脱用オイルとして使用可能です。

オイルを使用したフェムゾーンのマッサージ方法

フェムゾーンマッサージで潤いや弾力を与えて、GSMの予防や改善をしましょう。

  1. 入浴後、リラックスした体勢で行います。
  2. フェムゾーンケアジェル1~2cm程に、アディショナルEオイルを1~2滴垂らして、手のひらで取り混ぜます。
  3. まずは、外陰や肛門周りまでやさしく塗り込みます。
  4. 次に、人差し指につけて第二関節くらいまで腟の中に入れて、腟壁をやさしく押すようにマッサージします。5時から7時の方向の後壁は親指でやさしく押します。
  5. 最後に、親指と人差し指で会陰を挟んで伸ばすようなイメージでやさしくマッサージします。

70代のケア

1.洗浄【フェムゾーンケアソープ】
腟内を石鹸で洗うと、腟の自浄作用として働き、腟を保護しているデーテルライン桿菌という善玉の乳酸菌まで殺してしまう可能性があるので、腟内を酸性に保つために乳酸菌入りで保湿効果の高い泡ソープで洗いましょう。
使用方法
大陰唇、クリトリス包皮、小陰唇、腟前庭(小陰唇の内側)までヒダをつまむようにして優しく洗います。
※腟の中はソープで洗いません。

2.保湿【フェムゾーンケアジェル】
清潔保持以上に大事なのは保湿です。フェムゾーン(腟と外陰)の皮膚も顔と同じ。皮膚が健康なうちは全身用の保湿剤でも良いですが、30代後半からの女性ホルモン減少による乾燥や皮膚が弱い場合は、保湿の優れたフェムゾーン専用保湿剤を使用しましょう。
使用方法
フェムゾーンを清潔にした後、百円玉程度の量を人差し指と中指に付け、大陰唇、小陰唇、腟前庭、肛門のあたりまで塗り保湿しましょう。

3.男性ホルモン配合美容オイル【アディショナルTオイル】(医療機関専売品)
インドの伝統医学アユルベータで使用される保湿性の高い最高級セサミオイルをベースに、殺菌・抗菌作用に優れている天然の薬効成分ヒノキチオールと女性用に調整した低濃度の男性ホルモンを配合した美容オイルです。
使用方法
フェムゾーンケアジェルと一緒に掌の上で1~2滴混ぜて使用することで、フェムゾーン(腟と外陰)のケア効果をより高めるフェムゾーン専用の美容オイルです。
単独でもフェムゾーンマッサージオイルや、ペッサリーの自己着脱用オイルとして使用可能です。

70歳を超えた女性は、女性ホルモンの補充による血栓などの動脈硬化のリスクを避けるため、女性ホルモンの代わりに微量の男性ホルモンを補充することで、性欲・生きる意欲を改善するとともに、腟の乾燥や萎縮を和らげる効果があります。

オイルを使用したフェムゾーンのマッサージ方法

フェムゾーンマッサージで潤いや弾力を与えて、GSMの予防や改善をしましょう。

  1. 入浴後、リラックスした体勢で行います。
  2. フェムゾーンケアジェル1~2cm程に、アディショナルEオイルを1~2滴垂らして、手のひらで取り混ぜます。
  3. まずは、外陰や肛門周りまでやさしく塗り込みます。
  4. 次に、人差し指につけて第二関節くらいまで腟の中に入れて、腟壁をやさしく押すようにマッサージします。5時から7時の方向の後壁は親指でやさしく押します。
  5. 最後に、親指と人差し指で会陰を挟んで伸ばすようなイメージでやさしくマッサージします。